中医学で考える睡眠と肝③|緊張や生活を振り返る

「睡眠と肝」の関わりを、中医学の見方から考える連載の第3回です。眠りが浅いときは、夜のことだけでなく日中の緊張や考え事、生活の変化も振り返ってみましょう。身体全体を見る考え方と、相談前に整理したい情報をご紹介します。

睡眠と肝|中医学と現代医学の違い

中医学の「肝」は、身体の働きを整理する五臓の一つです。気持ちや全身の状態も含めて捉える概念で、現代医学の肝臓そのものと同じ意味ではありません。眠れないことだけで肝臓の病気と判断したり、肝機能検査の代わりにしたりすることはできません。

時間帯の見方は生活の振り返りへ

この連載の原文では「1時〜3時は肝の時間」という考え方も取り上げました。目が覚める時刻だけから、肝臓の機能や病気を判断することはできません。時刻への不安を増やすより、実際に眠れた時間と日中の調子を記録してみましょう。

緊張が続く日と眠りを並べる

忙しい日、考え事が多い日、休日などで眠りに違いがあるかを、短いメモにしてみてください。原因を一つに決めず、寝る前の過ごし方や、翌日に困った場面も合わせてお知らせください。漢方相談では、眠りとともに気になる疲れや食事の様子も伺います。

睡眠と肝|相談に向けてまとめたいこと

  • 寝つき、夜中の目覚め、起床時刻
  • 日中に緊張する場面、考え事と生活の変化
  • 疲れ・食事・冷えなど併せて気になること
  • 服用中のお薬と、医療機関で説明を受けた内容

眠れない日が続く、日中の生活に支障がある場合は、かかりつけ医や睡眠の専門医へ相談しましょう。漢方薬にも副作用があり、併用や用法の確認が必要です。就寝前に自己判断で薬を追加したり、処方薬を中止したりしないでください。

よくあるご質問

夜中に目が覚める時刻から体質が分かりますか?

時刻だけでは判断できません。眠り方、日中の体調、受診状況やお薬の情報を合わせて伝えることが大切です。

連載と参考情報

前回:中医学の睡眠と就寝時刻/続き:眠りと中医学の心・脾・肺。

参考:鹿屋医療センター「東洋医学の考え方について」/厚生労働省e-ヘルスネット「不眠症」。

眠りと日中の体調をご相談ください

新丸子・武蔵小杉の角島漢方堂で、今の眠りと生活について相談したい方は、お薬手帳と分かる範囲のメモをご用意ください。漢方相談の流れ・料金もご確認いただけます。

お電話でのご予約・お問い合わせ:044-874-0709

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角島漢方堂
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