健康診断の結果を見て、このように感じたことはありませんか。
「脂肪肝と書かれていたけれど、自覚症状がないから大丈夫だろう」
「ASTやALTが少し高いだけだから、次の健康診断まで様子を見よう」
「お酒をそれほど飲まないのに、なぜ脂肪肝になったのだろう」
「体重を減らせばよいと言われたが、何から始めればよいのか分からない」
脂肪肝は、肝臓に過剰な脂肪が蓄積した状態です。
多量の飲酒が原因になることもありますが、現在増えている脂肪肝は、必ずしもお酒だけが原因ではありません。肥満、血糖、血圧、中性脂肪やHDLコレステロールなど、代謝に関わる複数の背景が関係する脂肪性肝疾患は、現在「MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)」という考え方で整理されています。日本肝臓学会は2026年に、肥満、血糖、血圧、中性脂肪、HDLコレステロールなどを含む診断基準を公表しています。
脂肪肝は自覚症状が少ないことが多いため、体調だけで判断せず、健康診断や医療機関で指摘された変化を身体からの重要なサインとして受け止めることが大切です。
脂肪肝は、自覚症状が少ないからこそ見過ごされやすい
脂肪肝の難しいところは、身体に脂肪が蓄積していても、初期にはほとんど症状を感じない場合があることです。
「痛くないから大丈夫」
「普通に仕事ができているから問題ない」
「疲れているけれど、年齢や仕事のせいだろう」
そう考えている間にも、身体の中では変化が進んでいる可能性があります。
脂肪肝では通常、症状がないか、あっても疲労感、倦怠感、右上腹部の不快感など、脂肪肝だけに特有とはいえない症状にとどまることがあります。つまり、症状だけで脂肪肝かどうかを判断することはできません。
そのため、最も分かりやすい見直しのきっかけは、健康診断や医療機関で示された数値や画像検査の結果です。
こんな結果を指摘されていませんか?
- 健康診断で脂肪肝と書かれていた
- AST、ALT、γ-GTPが基準値を超えている
- 中性脂肪が高い
- 血糖値やHbA1cが気になる
- 血圧が以前より高くなっている
- HDLコレステロールが低い
- 腹囲や体重が増えてきた
- 超音波検査で脂肪肝を指摘された
これらは必ずしも脂肪肝だけで起こる変化ではありません。
だからこそ、自己判断で済ませるのではなく、まず医療機関で必要な検査や診断を受け、そのうえで日々の生活や体質を見直すことが重要です。
「脂肪肝=お酒の飲みすぎ」だけではありません
脂肪肝と聞くと、多くの方が最初に思い浮かべるのはお酒ではないでしょうか。
確かに、多量の飲酒は脂肪肝の大きな原因の一つです。厚生労働省の情報でも、飲みすぎによって脂肪肝が起こり得ることや、肥満や糖尿病による脂肪肝も増えていることが示されています。
しかし、お酒をほとんど飲まない方にも脂肪肝は起こります。
脂肪肝の背景は、一人ひとり異なります。
脂肪肝につながる可能性がある主な背景
1.食べる量と消費する量のバランス
摂取するエネルギーが消費量を上回る状態が続くと、余ったエネルギーが脂肪として身体や肝臓に蓄積しやすくなります。
単純に「脂っこいものを食べたから」だけではありません。
ご飯、麺、パン、甘い飲み物、お菓子、間食などから摂取する糖質の量や、食べる時間帯も含め、食生活全体を見る必要があります。
2.お酒を飲む量と頻度
毎日飲んでいる方だけでなく、週末にまとめて飲む方、食事量が増える方、休肝日が少ない方も、飲酒習慣全体を見直す必要があります。
3.運動不足と筋肉量の低下
運動量が減ると、摂取したエネルギーを消費しにくくなります。
特にデスクワークや車移動が多く、歩く機会が少ない生活では、本人が思っている以上に活動量が低下していることがあります。
4.体重と内臓脂肪
以前と体重が大きく変わっていなくても、お腹まわりが増えている場合や、筋肉量が減って脂肪が増えている場合があります。
体重だけではなく、腹囲や身体の構成まで見ることが大切です。
5.血糖・血圧・脂質の変化
脂肪肝は、血糖、血圧、中性脂肪、HDLコレステロールなど、代謝に関わる変化と深く結び付いていることがあります。
日本肝臓学会の最新の診断基準でも、これらの代謝リスクが重視されています。
6.睡眠不足や生活リズムの乱れ
夜遅い食事、睡眠時間の不足、昼夜逆転、休日と平日の生活時間の大きな差などは、食欲や活動量、体重管理に影響します。
睡眠不足だけで脂肪肝と断定することはできませんが、身体を整えるうえでは見逃せない生活背景です。
脂肪肝を放置してはいけない理由
脂肪肝は、「脂肪がたまっているだけ」と軽く考えられがちです。
しかし、脂肪肝の一部では炎症や線維化が進み、肝炎や肝硬変などにつながる可能性があります。厚生労働省の情報でも、脂肪肝を放置した場合、肝炎や肝硬変などを引き起こす可能性が示されています。
また、脂肪肝を考えるときは、肝臓だけを見るのでは十分ではありません。
脂肪肝の背景に、肥満、糖尿病、脂質異常、高血圧などが隠れている場合は、全身の健康管理として考える必要があります。
大切なのは、必要以上に怖がることではありません。
自覚症状がないから放置するのではなく、指摘された時点で身体の状態を整理し、できることから見直していくことです。
予防したい方も、脂肪肝を指摘される前から見直せます
このブログは、すでに脂肪肝を指摘された方だけのものではありません。
次のような方も、脂肪肝を予防するための見直しを始めるタイミングです。
- 最近、体重や腹囲が増えてきた
- お酒や外食の機会が多い
- 甘いものや清涼飲料水をよく取る
- 夜遅い時間に食事をすることが多い
- 運動する時間が少ない
- 中性脂肪や血糖値が気になり始めた
- 家族に糖尿病や脂質異常症の人がいる
- 健康診断を何年も受けていない
- 以前より疲れやすく、生活習慣が乱れている
脂肪肝の予防は、特別なことを一度だけ行うのではありません。
食事、飲酒、睡眠、運動、体重管理を、続けられる形に整えていくことが重要です。
脂肪肝の改善で大切なのは、「原因を一つに決めつけないこと」
「食べすぎだから、食事を減らせばよい」
「お酒が原因だから、飲まなければよい」
「太っているから、体重だけ落とせばよい」
このように原因を一つに決めつけると、本当の背景を見落とすことがあります。
脂肪肝は、複数の生活背景や代謝リスクが重なっている場合があります。
例えば、
- 朝食を抜き、夜に食事量が増えている
- 仕事が忙しく、睡眠時間が減っている
- ストレスでお酒や甘いものが増えている
- 体重は変わらないが、筋肉量が減っている
- 運動を始めても長く続かない
- 健康診断の数値が複数同時に悪くなっている
というように、表面だけでは分からない背景があります。
だからこそ、脂肪肝を見直すときは、
何を食べているかだけでなく、なぜその食生活になったのか。
運動不足だけでなく、なぜ動けない生活になっているのか。
体重だけでなく、血糖、血圧、中性脂肪、睡眠、飲酒習慣まで含めてどう変化したのか?
ここまで整理することが大切です。
角島漢方堂の脂肪肝相談は、「原因を紐解くこと」から始まります
新丸子・武蔵小杉の角島漢方堂では、健康診断の数値だけを見て、すべての方に同じ提案をすることはありません。
まず、現在の状態を丁寧にお伺いします。
ご相談時に確認する主な内容
- 健康診断や血液検査の結果
- 脂肪肝を指摘された時期
- AST、ALT、γ-GTP、中性脂肪、血糖などの変化
- 医療機関で受けている検査や治療
- 毎日の食事内容と食事時間
- お酒の種類、量、頻度
- 仕事や生活のリズム
- 睡眠時間と睡眠の質
- 運動量、歩数、筋肉量
- 体重や腹囲の変化
- 便通、冷え、疲労感などの体調
- 続けられそうな改善方法
そのうえで、食事、生活習慣、体質、巡りなどの視点から背景を整理し、無理なく継続できる改善の方向をご提案します。
単に「我慢する方法」ではなく、続けられる方法へ
脂肪肝を改善するために、極端な食事制限を始めても、長く続かなければ元の生活に戻ってしまいます。
大切なのは、一時的に頑張ることではありません。
- 何を減らすべきか
- 何を変えずに残せるか
- 食べる時間をどう整えるか
- お酒との付き合い方をどう変えるか
- どの程度の運動なら続けられるか
- 身体の状態に合った漢方薬や健康食品の選択肢があるか
一人ひとりの生活に合わせて、実行可能な形に落とし込むことが重要です。
「健康診断の結果を持って相談してもよいですか?」
はい。
脂肪肝や肝機能についてご相談の際は、可能であれば直近の健康診断結果や血液検査結果をお持ちください。
特に確認したい項目は、次のようなものです。
- AST
- ALT
- γ-GTP
- ALP
- 総ビリルビン
- 中性脂肪
- HDL・LDLコレステロール
- 空腹時血糖
- HbA1c
- 血圧
- 体重・BMI・腹囲
ただし、検査値の異常には脂肪肝以外の病気が関係する場合があります。
数値に異常がある方、医療機関から再検査や精密検査を勧められている方は、必ず医療機関で必要な診断や検査を受けてください。
角島漢方堂では、医療機関の診断や治療に代わるものではなく、その結果も踏まえながら、日常の健康管理や体質・生活習慣を整えるためのご相談を承ります。
こんな方は角島漢方堂へご相談ください!
- 健康診断で脂肪肝を指摘された
- AST、ALT、γ-GTPが気になっている
- 毎年、肝機能の数値が少しずつ悪くなっている
- 中性脂肪、血糖、血圧も気になっている
- お酒を減らしたいが、なかなか続かない
- 食事を見直したいが、何から始めればよいか分からない
- 体重を落としても、すぐに戻ってしまう
- 脂肪肝を予防したい
- 自分の体質に合った改善方法を知りたい
- 漢方薬や健康食品も含めて相談したい
- 新丸子・武蔵小杉周辺で、継続的に身体を相談できる場所を探している
脂肪肝は、気づいた今が見直しのタイミングですよ!
健康診断で脂肪肝や肝機能の数値を指摘されたとき、多くの方は不安を感じます。
しかし、その不安を先延ばしにするのではなく、身体を見直すきっかけに変えることができます。
脂肪肝の背景は、一人ひとり違います。
食事だけが原因とは限りません。
お酒、運動不足、睡眠、体重、内臓脂肪、血糖、血圧、中性脂肪、仕事や生活のリズムなど、複数の要因が重なっていることがあります。
角島漢方堂では、その背景を丁寧にひもとき、今の身体と生活に合った改善の方向をご提案します。
すでに脂肪肝を指摘されている方も。
これから脂肪肝を予防したい方も。
「まだ大丈夫」と放置せず、今できることから始めてみませんか。
新丸子・武蔵小杉で脂肪肝の漢方相談なら角島漢方堂へ
健康診断の数値や脂肪肝について気になっている方は、検査結果をお持ちのうえ、お気軽にご相談ください。
角島漢方堂では、体質、食事、飲酒、睡眠、運動、体重、生活背景まで丁寧に確認し、今の状態に合った改善の方向をご提案します。
症状ではなく、その方の生活と身体全体を見る。
それが角島漢方堂の漢方相談です。
ご相談のご予約
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- 新丸子駅から徒歩約1分
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FAQ|脂肪肝についてよくあるご質問
Q1.脂肪肝はお酒を飲まない人にも起こりますか?
はい。脂肪肝は多量の飲酒が原因になることもありますが、肥満、血糖、血圧、中性脂肪など、代謝に関わる背景によって起こる場合もあります。現在はMASLDという考え方で整理されており、お酒をあまり飲まない方でも注意が必要です。
Q2.症状がなくても相談したほうがよいですか?
脂肪肝は自覚症状が少ないことが多いため、症状の有無だけでは判断できません。健康診断や超音波検査で脂肪肝や数値異常を指摘された場合は、まず医療機関の指示に従い、生活習慣や体質を見直すことが大切です。
Q3.健康診断の結果を持参してもよいですか?
はい。AST、ALT、γ-GTP、中性脂肪、血糖、HbA1cなどの経過を確認できるため、過去数年分がある場合は一緒にお持ちください。
Q4.脂肪肝の予防相談もできますか?
はい。現在は脂肪肝を指摘されていなくても、体重増加、腹囲、飲酒習慣、外食、血糖、中性脂肪などが気になる方はご相談いただけます。
Q5.病院の治療と一緒に相談できますか?
医療機関で治療中の方は、自己判断で薬を中止せず、主治医の治療を継続してください。そのうえで、生活習慣や日常の健康管理についてご相談を承ります。
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